早稲田大学韓国学研究所 WIKS | 研究所長メッセージ
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研究所長メッセージ

早稲田大学韓国学研究所のホームページにお越しいただきありがとうございます

 2013年10月に開設されました本研究所は早稲田大学で朝鮮半島の研究に携わる教員による研究所ですが、同年11月、韓国の国立韓国学中央研究院により、「海外韓国学中核大学」に選定されました。アジア研究の歴史と伝統を誇る早稲田大学の蓄積を土台として、「中核大学」の名称に相応しい研究機関に成長できるよう精進し、早稲田大学ひいては日本における韓国学研究・教育の振興に資する活動を目指していく所存です。変動著しい東アジア情勢において、望ましい未来志向の日韓関係のためにも、新しい地域研究としての韓国学研究・教育の土台を築き、そのあり方を模索することは重要な課題であると思っております。そのために、今後の研究・教育活動において、とりわけ次の3つの点に力を入れたいと考えております。

第一に、従来の一国単位を重視する地域研究(area studies)を越え、
より広く東アジアの地域形成の視点に基づいた「広域研究(region studies)」への発展を積極的に図ること、

第二に、人文学や社会科学など多様な学問分野の共同作業を進め、
学祭的かつ総合的な韓国学研究・教育の新しいアプローチを追求すること、

第三に、学術研究、教育(学部および大学院)、政策研究の間の有機的な連携に努め、幅広い視野を持つ人材の育成、日韓関係の発展に資する社会的発信をめざすこと、です。

昨今、日韓関係をはじめとする東アジアの情勢は構造的変容期を迎え、流動性が高まっています。こういう時にこそ、「知のインフラ」としての大学・研究機関が果たさねばならない役割は大きいと確信するものです。今後とも早稲田大学韓国学研究所の活動にご支援とご協力のほど、衷心よりお願い申し上げます。

早稲田大学韓国学研究所長・アジア太平洋研究科教授 李 鍾元